走湯山般若院(熱海・伊豆山)|伊豆山神社と分かれたお寺の歴史と参拝

こんにちは。伊豆山ラヴです。熱海・伊豆山を、旅する、暮らす、つながる、ための民間のポータルです。伊豆山神社・般若院の公式サイトではありません。

まず結論:走湯山般若院(そうとうさん はんにゃいん)は、熱海市伊豆山にある真言宗のお寺です

  • 明治元年(1868年)の神仏分離まで、伊豆山神社と一つの「伊豆山権現(走湯権現)」として、神社の境内の続きにありました。分離のあと、神社の西側の今の場所に移りました
  • 源頼朝が平家討伐の願をかけた所と伝わり、戦国時代の焼き打ちのあと、徳川家康によって「走湯山般若院」として復興されました
  • 伊豆八十八ヶ所霊場の第二十四番札所です
  • 所在地:熱海市伊豆山371-1(電話 0557-80-5376)。御朱印をお願いしたい方は、先にお電話で問い合わせるのがよいとされています

1. 伊豆山神社と般若院は、もとは一つだった

いま伊豆山神社の本殿で手を合わせる方の多くは、ここが昔「お寺でもあった」ことを知りません。

江戸時代まで、伊豆山の信仰は、神さまと仏さまを一緒にまつる「伊豆山権現(走湯権現)」でした。般若院は、その中で真言宗のお寺としての役目を持ち、明治元年まで神社の境内の続きにありました。

明治元年(1868年)の神仏分離令で、神社とお寺は分けられます。このとき般若院は、神社の西側の今の場所に移りました。

伊豆山神社の境内の郷土資料館では、神と仏が一緒だった時代の宝物(県指定文化財の走湯権現立像・宝冠阿弥陀如来像など)を見ることができます。資料館で「分かれる前」を見て、般若院で「分かれたあと」を見ると、伊豆山の千年の流れが一本の線でつながります。

→ 伊豆山郷土資料館ガイド

836年賢安が観音堂と伝わる鎌倉時代密厳院頼朝の願かけ1590年小田原攻めで焼き打ちその後家康が復興「走湯山般若院」1868年神仏分離で神社の西側へ出典:熱海市観光協会「熱海ロマン」・伊豆山温泉旅館協同組合

2. 般若院の歩み(熱海市観光協会の紹介から)

  • 836年(承和3年):僧の賢安が観音堂を建てたのが始まりと伝えられています
  • 鎌倉時代:密厳院と呼ばれ、源頼朝が平家討伐の願をかけた所とされています
  • 1590年(天正18年):豊臣秀吉の小田原攻めのとき、走湯権現が北条側についたため、焼き打ちに遭いました
  • その後:徳川家康が快運を別当に任じ、「走湯山般若院」の称号を与えて復興させました
  • 1868年(明治元年):神仏分離令により、今の場所に移りました

焼かれても、分けられても、そのたびに建て直されてきたお寺です。

頼朝と北条政子が伊豆山で結ばれたという言い伝えは、伊豆山神社のご利益と、頼朝と政子の話にまとめています。

3. 一年の行事

伊豆山温泉旅館協同組合のページでは、主な行事として次の2つが紹介されています。

  • 7月3日:土石流災害慰霊法要
  • 8月31日:送り火供養祭

2021年7月3日の土石流のいまの情報と、そこから始まった伊豆山の歩みはこちらの記事にまとめています。

4. 伊豆山神社の参拝と一緒に歩く

般若院は、伊豆山神社の西側にあります。神社の参拝のあとに寄る順番がおすすめです。

  1. 走り湯から837段の参道を上る(宿まで345段、宿から本殿まで492段)
  2. 本殿で参拝し、境内の郷土資料館へ(9時〜16時・水曜休館)
  3. 神社の西側の般若院へ

歩く時間は道や体力で変わるため、この記事では書いていません。地図アプリで「般若院 熱海市伊豆山371-1」を目的地にしてください。

石段がつらい方は、伊豆山神社の階段は837段の「階段を上らずに参拝する行き方」もご覧ください。

伊豆山神社の境内本殿郷土資料館(9〜16時・水休)般若院神社の西側492段123 MUSIC & RESORTS345段走り湯・相模灘関係を表す図で、地図ではありません

5. 御朱印をいただきたい方へ

伊豆八十八ヶ所霊場の第二十四番札所でもあるため、御朱印を集めて回る方もいます。伊豆山温泉旅館協同組合のページでは、御朱印を希望する場合は事前に電話で問い合わせるのがよいとされています(電話 0557-80-5376)。

伊豆山神社のお守りと御朱印は伊豆山神社のお守りと御朱印にまとめています。

6. 参道の宿に泊まって、朝の伊豆山を歩く

走り湯から345段の参道の途中に、海が見える全5室の素泊まりの宿 123 MUSIC & RESORTS があります。宿から本殿までは492段。前の晩に泊まれば、朝のうちに神社・資料館・般若院をゆっくり回れます。

  • チェックイン15時/チェックアウト10時
  • 駐車場はありません

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よくある質問

Q. 般若院はどこにありますか?

A. 熱海市伊豆山371-1、伊豆山神社の西側にあります。電話は0557-80-5376です。

Q. 般若院と伊豆山神社はどういう関係ですか?

A. 明治元年(1868年)の神仏分離まで、神と仏を一緒にまつる「伊豆山権現(走湯権現)」として一つで、般若院は神社の境内の続きにありました。分離のあと、神社の西側の今の場所に移りました。

Q. 宗派は何ですか?

A. 真言宗です。山号は走湯山(そうとうさん)です。

Q. 御朱印はいただけますか?

A. 伊豆八十八ヶ所霊場の第二十四番札所です。御朱印を希望する場合は、事前に電話(0557-80-5376)で問い合わせるのがよいとされています。

Q. どんな歴史がありますか?

A. 836年に僧の賢安が観音堂を建てたのが始まりと伝えられ、鎌倉時代には源頼朝が平家討伐の願をかけた所とされます。1590年に焼き打ちに遭い、のちに徳川家康によって「走湯山般若院」として復興されました。

Q. 近くに泊まれる所はありますか?

A. 伊豆山神社の参道の途中、走り湯から345段の所に、海が見える全5室の素泊まりの宿 123 MUSIC & RESORTS があります。宿から本殿までは492段です。

※この記事の歴史と所在地は、熱海市観光協会「熱海ロマン」走湯山般若院と伊豆山温泉旅館協同組合「般若院」のページ(2026年10月23日に確認)によります。伊豆八十八ヶ所霊場の札所番号は鎌倉・頼朝の寺社めぐりなどで確かめました。拝観の可否や時間は、お出かけの前にお寺へご確認ください。

※伊豆山ラヴは般若院・伊豆山神社の公式サイトではありません。

伊豆山で、泊まる・歩く・暮らす・応援する

伊豆山を読んだあとに、実際に来る・関わるための入口です。

123 MUSIC & RESORTSイズサン ミュージック アンド リゾーツ伊豆山神社の参道の途中、全室から海が見える全5室の音楽宿空室と料金を見る(公式予約) →

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